ティナがやっと、子供をベットと育てていく決心をする回です。
復縁キターーー!とベットじゃなくても勘違いするよねコレ。
ヘレナのところのふたりの親の泥沼状態を目の当たりにして
こうはなりたくない!と固い決心をして
子育てのためにベットのところに戻ってくるけど、恋人はヘレナという・・・
しかも、もうエッチしてる旨をさらりとヘレナに暴露されて
心穏やかじゃないベット。
CACの理事にまで食い込んできてベットはまったく面白くない。
この時のヘレナがベットに冷たかったのはシーズン6で理由がわかるね。
恋敵というだけじゃない、もうちょっと複雑な感情があったんだね。
そんなベットも恋人がいなくなったとたん、
「予約待ちの肉」とか言われてモテまくってるし。
こりゃシェーンも真っ青の入れ食い状態w
そりゃね、もう少し若かったらどんどんいくだろうけど、
シーズン2はベットさんはもう40オーバーですよね。
もうエッチに重きを置いてないというか、それ以上のものをすでに知ってるというか。
やすらぎ、安心、平穏、未来・・・
そういうものってエッチよりも上です。格が違うもの。
そんな素敵な日々のほんのスパイスのためにエッチがあるだけ。
そういうことがわかってくるのが40オーバーだと思う。
あの安心感を取り戻したいよね~ベットさん。すごくわかるわ。
だから「予約待ちの肉」なんて状態に甘んじるベットではないので、
ここは安心して「あ~モテるのね」とその設定をニヤニヤ楽しんでおいたw
さて、同じモテ設定のシェーンですが、
この回から繊細な心の奥にグイグイ切り込んできます。
「私達みたいな単純な人間はいつかアンタについていけなくなる」
カルメンに言われてしまいます。
辛い辛い。図星はキツイ。
わかってるのよ。だからシェーンは「別れ」をとことん避けて生きてる。
いつかは捨てられる。親にさえ捨てられたんだから。
私のことを真剣に知ろうともしない他人なんて絶対に捨てるに決まってる。
そう思い込んでそれを回避することだけに必死なんだな。
だから自分からはアクションしない。
来る者拒まずで受け入れて、相手がほしい物だけ与えて。
でも長く続けると必ず捨てられる時が来るから、一晩以上の関係は持たない。
恋人は作らない=捨てられるのがものすごく怖いから。
カルメンの時もモリーの時も、本気になったのは間違いないし夢も見たけど、
捨てられる怖さには勝てなかったんだな・・と解釈した。
この捨てられる怖さを超えてシェーンが誰かを本気で好きになると
たぶん、すごく束縛する人になるよ。
長く一緒にいればいるほど、ダメだとわかってても束縛する。
もしくは束縛する自分がすごく嫌だから、心の奥に「諦め」を置いて
いつ別れることになっても怖くないように準備する。
恋する自分も愛しい彼女も、どこか達観したように冷めた目で見るから、
彼女からしたら「心がどこにあるかわからない人」になる。
だからね~・・・シェーンの心の闇はとても深いのだ。
誰よりもやっかいなのだ、この人。
・・・っていうか、これ私なの。
シェーンの心の動き・・っていうか、冷たい心を密かに抱えて生きる苦しみが良くわかる。
私は親に捨てられたわけじゃないけど、心が通わないまま今に至るって感じだから。
捨てられるっていうわかりやすい状態ならまだ諦めもついたのに・・と思う。
もしシーズン6以降の話があるとしたら、
ティベットの結婚、アンジェリカのこと、老いとか社会的なこと、
アリスもヘレナもみんなどうなるのか見たいんだけど、
このシェーンの心がどう動いてどう幸せになっていくのか、そこが一番見たい。
っていうか、私は今幸せだけど、ここに至る経緯は生半可じゃなかったよ。
自分と徹底的に向き合わないとどうしようもないのよ。
今も完全に冷たい心が抜け切ったわけじゃないけど、少しはマシになった。
シェーンも自分の心の内としっかり戦って欲しい。
っていうか、年齢的にもそうしなくちゃいけない時は近づいてると思う。
シェーンはスタイリッシュでカッコ良くて日本では一番人気だけど、
私の目にはカッコ悪く映る。
カルメンも言ってたね。
「いつまでそうやって逃げるつもり!?」って。
・・・カルメンはシェーンの良い奥さんになれたのに。
ここまでこじれたら誰かに助けてもらわないとダメなんだよ。
運命を取り逃がしたんだから、あとは糸の切れた凧になるしかなかったわけか・・・
辛いね。
207 お気に入りシーン
ベット、新たな自分を発見w
うんうん、シングルになったらそりゃみんなハイエナのように群がるさ!
それでもちゃんとひとりの人を求めるところは大人だな、と思う。
カルメンに痛いところを突かれ凹むシェーン
心の旅が始まります。
しっかり考えたほうが良いよ、うん。
ティナからの嬉しい留守電
泣いてるのかな?目をキラキラさせて喜ぶベット。
こういう判断ができるティナだから好きになったんですよね♪